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To let and Toilet & Rent and Lent

I live in N.W. London. The estate agents in my neck of the woods are notorious for being amoral and nasty (not to mention useless). The one exception to that I know is my agent. I’ve been renting this place through him for just over 4 years now and he’s been thoroughly decent. He is the antithesis to the reputation the estate agents in N.W. London have.

“Whenever we recruit someone new,” he once said to us, “we have to explain to them the difference between ‘renting’ and ‘letting’” and he rolled his eyes upwards in dismay.

My father came from Tokyo to see me several years ago. On one afternoon he had been sight-seeing in town on his own and came back to mine afterwards and said,

“I needed the toilet while I was in town and saw a sign that read ‘toilet’ so I tried to go in there but I think I read that wrong. What does that sign mean?”

数年前に父がロンドンに遊びに来た。或る日ひとりで街に散歩に出掛けた彼は、帰って来て、「街でトイレに行きたくなったぁ。そうしたら丁度『Toilet』って看板があったから、入ろうと思ったら、違った。なんだ、ありゃ。」

イギリスでは、

To let (空き部屋あり)

と云う広告がよく出ているのだ。よく見ないと、確かにtoiletに見えるかもね。

では次に、

Let
Rent

の違い。大家さんが「貸す」のがletで、「借りて住む」のが、rentだ。ついでに、家賃もrentと言う。

これは、イギリス人でも知らない奴らが多い。私が今借りている部屋を扱っている不動産屋のおぢさんが、嘆いていた。新入りにいちいち説明しなくちゃいけないんだそうだ。

Pet Shop Boysが書いて、Liza Minnelliがカヴァーした、「レント」と云う曲も、この「家賃」のお話。

では、今度は下記2つの違い:

Rent
Lent

R-の方は、上記の説明の通り。Lで始まる方は、キリスト教の四旬節。イースター(復活祭)までの日曜日を除いた40日間の事。RとLで、全然違う。

イギリスでは、学校の新学年は秋からだが、2学期にあたるのが、丁度この40日に被さるので、2学期を、Lent Termと呼んだりする。

先日、私がずっと昔から好きなマンガの74巻を読んでいたら、舞台がロンドンで、登場人物が借家を探すくだりがあった。そこに堂々と、

Lent

と描いてあった。いけませんねぇ。

このマンガは、昔からのお気に入りで、散々楽しませて頂いているので、あまりアラ探しは、したくない。が、著者ご本人も他の作品中で、ご自身「アラ探しが何より好き」とおっしゃっておられるので、私も失礼にならない程度にアラをご指摘申し上げる。いつか、まとめて書きます。

While on the subject of lettings and flats, why can’t people spell

ACCOMMODATION

? Back in the days when I used to frequent in online chat rooms, hardly anyone spelled that right. I suspect the situation hasn’t improved since.

I’ve even seen an estate agent’s sign in town that had this word written on with one ‘m’. Tut.

↑ 上記の通り、何故か英語圏の連中は、この単語のスペルを、しょっちゅう間違う。ネットにおけるチャット等では、ちゃんと綴れている奴の方が珍しい。不動産屋の看板でさえ、たまに間違ったのがある。CとM、同じ単語の中で子音を2度2回書く単語なんてそんなにないんだから、そう覚えればいいぢゃないか、と思うんだけどな。(私だってそうしたぞ。)

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English and American ① Crispy Consonants

イギリス英語とアメリカ英語は、まったく違う。歴史を考えてみれば、当たり前だけれど、イギリスの方が、由緒正しい。

そもそも米国人が米国で使っている言葉を、Englishと云う事自体間違っている。そこでイギリス人は、米語を、Americanときちんと言う。Americanismとも云って、それは、アメリカ語特有の言い回しなどを指す。

日本では、いまだに何でもアメリカへ倣えばいいと思う悪癖が抜けない為、アメリカ語が主流を成している。日本で英会話学校の教師をしているイギリス人の知人が嘆いていたが、

「先生の英語は、アメリカ語と違う。変だ」

と、生徒が言うのだそうだ。

「あっちの方が変なんだ!」

と力説するらしいが、なかなか分かってもらえないらしい。

細かい違いを言い始めたらきりがないので、英語のエの字も分からない方でも、英米人がべらべら何か話しかけてきたら一言も分からない、と云う方でも、これを頼りに音を聞き分けてみれば如何だろう、と云うポイントをひとつご紹介する:

英語の方が、きちんと単語が分かれて聞こえます。

何故かと言うと、まったく個人的見解だが理由は2つあって、

①子音(TとかSとかBとか母音以外の音ね)が、シャキッとしている
②母音がデレッとしていない

子音がシャキッとしているのはきわめて明確で、特に言葉の最後に子音が来る場合。例えば、

Heart とか that

歌でこの単語を歌う時、アメリカ人のポップス歌手は、軒並み、最後のTを発音しない。

ハー だの、 ザ

と言う。ところがイギリスで歌を習ったり、聖歌隊に入ると、「最後の子音は誇張して言ってでも、聞き取れるように発音するように」と口をすっぱくして言われる。聖歌隊全員が、いっせいに同じタイミングで

“-T”

と発音しないと、「-T!-T!-T!」ととめどなく繋がってみっともないので、イギリスでは、名高い聖歌隊程、みんな一緒に単語末尾の子音が言えるように、さんざん練習する。私も学校でやらされた。

このシャキッとした子音が堪能できる歌手は、映画「サウンド・オヴ・ミュージック」で有名なジュリー・アンドリュースを筆頭に、ケイト・ブッシュ、バンドのデペッシュ・モードのヴォーカルのデイヴ・ガーン、それから知名度はそれ程でもないが、ロンドンのウエストエンドのミュージカル界で、いい仕事をしている、アレクシス・ジェームスがいる。

私の歌の先生(ご自身イギリス人)などは、

「歌のメロディーラインは、母音で繋がれている洗濯ロープみたいなものよ。そこにはさまれた洗濯バサミが、子音なのよ」

とまで、おっしゃる。

母音をたっぷりと発音し、シャキッと子音を出すと、聞き取りやすくなる。上記のアレクシスは、ミュージカルでナレーターのような役柄を歌うことが多いのだけれど、それも彼のシャキシャキ振りが、語り部として相応しいからだろう。

アメリカ人で例外的に子音をおろそかにしないのは、ジュディ・ガーランドと、その娘ライザ・ミネリぐらいかな。彼女達も、ボードヴィルの劇場ミュージカル歌唱の伝統に則った歌い方の体現者なので、歌詞の扱い方に責任感がある。

あぁ、そうそう、もうひとりイギリス人で子音がシャキッとしてるのは、ペットショップボーイズのヴォーカル、ニール・テナントだ。彼の歌唱は、単にしゃべっているだけに限りなく近いので、特にその純イギリス風な子音が浮き彫りになる。

と、ここまで書いてきて、今度は最近のイギリスの悪い風潮のご紹介。時代の流れと云うのかアメリカの悪影響と云うのか、イギリス人も最近、発音がルーズになってきている。では、単語末尾の子音を飛ばすのか?!と言えばそうではない。

なんとご丁寧に、単語のど真ん中をぶっ飛ばしたりする。例えば

Better

この単語なんか、ど真ん中に、しかも2つ続けてTがあるから、どんな馬鹿が発音しても

ベター

になりそうなものだが、これをなんと、

ベアァ

と、やっちゃうのだ。単語のまんまん中に2つ連続してる子音を思いっきり無視した上、最後の-erを、「ア」だと了解して発音すると、こうなる。

これの蔓延振りは凄まじい。

英米語の違い、シリーズで書きます。

 

 

 

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