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Easter Weekend 2008
 
simnel cake
 
今週末は、復活祭(イースター)で、祝日だ。ご存知の方も多いと思うが、復活祭というのは、キリストが十字架刑に処せられてから3日ののちに、復活なされた、と云うお祝いの日。
 
ここイギリスでは、伝統的に、イースターの時期にいただくケーキがある。シムネル・ケイクと云う。写真がそれだ。もともと、ヴィクトリア時代に、奉公に出ていた労働階級の女の子達が、イースターの時期に帰郷する際、手作りで焼いて、母にお土産にしたのが始まりだそうな。
 
そのせいか、決して豪華なしろものではない。生地は単なるフルーツケーキだが、特徴は、マージパンのレイヤーが、表面と生地半分のところに2段に施されている。デコレーションには、写真のように春を誘う花飾りなど、そして、11個のマージパンで出来た丸い玉。
 
この11の玉は、「最後の晩餐」の絵で有名な、キリスト12使徒中、後に「キリストを売り渡した裏切り者」として悪名高い、ユダを除いた残りの11人を意味しています。お店で、このケーキを見るたびに、ついつい「間違って12個あったりしないか?」と思って、いちいち数えてみるんだけど、みんなちゃんと11個です(笑)。
 
ついでに書くが、キリスト教は、勿論イギリスの土着の宗教ではない。渡来したものだ。キリスト教は、その後、土着の信仰(Paganism)にもともとあった祝日に、別な謂れをこじ付け上乗せして使用しているわけだ。クリスマスが、その一例。復活祭も、そうで、その日にちが毎年変るのは、そのせい。
 
もうひとつ、ついでに書くと、イギリスにも、「母の日」と云うのがある。Mothering Sundayと云って、必ず日曜日。これも、キリスト教伝来以前からあった。シムネル・ケイクはもともとは、イースターではなく、この母の日の為のケーキなんです。筋が通ってるでしょ?
 
イギリスのお菓子は、質実剛健だった(最近はそうでもないけれど)お国柄を反映してか、シンプルなものが多い。どれも高価な材料が使われているわけではないけれども、きちんと焼くと、ちゃんと味のあるものが出来る。
 
シムネルケイクも、フルーツをふんだんに使った生地と、マージパンが、なんともいえなくほっとするお味を醸し出します。濃く淹れたお紅茶に、よく合います。

レシピ

名前の由来:Simnel cake

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Easter Day / Cold Snap

春の訪れを告げる筈のイースターも、近年は時期が早かったりして、寒い事が多い。今年に至っちゃ、なんと雪だと天気予報が脅かしている。今日は霙が降った。

「寒の戻り」を、英語では、cold snapと言う。如何にも感じが出ていて、好きな言葉だ。パシッと寒さがぶり返した感じが、よく出てるでしょ。

慣用句やことわざで、日本語と同じ意味のものが、英語やフランス語に存在する事は、思いがけなく多い。例えば、

Tomber 7 fois, il faut se relever 8 fois.

は、フランス語で、「七転び八起き」。そのもの。

これからも、折に触れて慣用句やことわざ比較をやります。文化の違いや、近さが分かって、好きなんです。

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